処方薬

プログラフの効果・副作用

効能・効果

移植における拒絶反応をおさえるお薬です。 免疫に関与する細胞に働いて、炎症の原因となる物質の産生をおさえる働きがあります。 筋力の低下や疲れやすいなどの重症筋無力症の症状を改善するお薬です。 免疫の働きをおさえ、移植された臓器が攻撃されるのを防ぐ働きがあります。

MEDLEY

副作用

腎障害、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、Al-P上昇、LDH上昇、BUN上昇、クレアチニン上昇、クレアチニンクリアランス低下、尿蛋白、高カリウム血症

MEDLEY

用法・用量

※ 薬の服用は必ず医師・薬剤師の指示に従ってください。

〈腎移植の場合〉 通常、移植2日前よりタクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与する。術後初期にはタクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与し、以後、徐々に減量する。維持量は1回0.06mg/kg、1日2回経口投与を標準とするが、症状に応じて適宜増減する。 〈肝移植の場合〉 通常、初期にはタクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与する。以後、徐々に減量し、維持量は1日量0.10mg/kgを標準とするが、症状に応じて適宜増減する。 〈心移植の場合〉 通常、初期にはタクロリムスとして1回0.03~0.15mg/kgを1日2回経口投与する。また、拒絶反応発現後に本剤の投与を開始する場合には、通常、タクロリムスとして1回0.075~0.15mg/kgを1日2回経口投与する。以後、症状に応じて適宜増減し、安定した状態が得られた後には、徐々に減量して有効最少量で維持する。 〈肺移植の場合〉 通常、初期にはタクロリムスとして1回0.05~0.15mg/kgを1日2回経口投与する。以後、症状に応じて適宜増減し、安定した状態が得られた後には、徐々に減量して有効最少量で維持する。 〈膵移植の場合〉 通常、初期にはタクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与する。以後、徐々に減量して有効最少量で維持する。 〈小腸移植の場合〉 通常、初期にはタクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与する。以後、徐々に減量して有効最少量で維持する。 〈骨髄移植の場合〉 通常、移植1日前よりタクロリムスとして1回0.06mg/kgを1日2回経口投与する。移植初期にはタクロリムスとして1回0.06mg/kgを1日2回経口投与し、以後、徐々に減量する。また、移植片対宿主病発現後に本剤の投与を開始する場合には、通常、タクロリムスとして1回0.15mg/kgを1日2回経口投与する。なお、症状に応じて適宜増減する。 なお、本剤の経口投与時の吸収は一定しておらず、患者により個人差があるので、血中濃度の高い場合の副作用並びに血中濃度が低い場合の拒絶反応及び移植片対宿主病の発現を防ぐため、患者の状況に応じて血中濃度を測定し、トラフレベル(trough level)の血中濃度を参考にして投与量を調節すること。特に移植直後あるいは投与開始直後は頻回に血中濃度測定を行うことが望ましい。なお、血中トラフ濃度が20ng/mLを超える期間が長い場合、副作用が発現しやすくなるので注意すること。 〈重症筋無力症の場合〉 通常、成人にはタクロリムスとして3mgを1日1回夕食後に経口投与する。

上位レビュー

※ レビューは個人の感想です。服用は必ず専門機関の指示に従ってください。

    この薬で、外出時は必ずマスクして出ます
    名無しさん
    5
    免疫力を抑える必要があるため飲んでいます。 病院に受診のたび抗体検査を受けています。 毎日3錠飲んでいましたが、先日、薬が効きすぎているとのことで、1日3錠から2錠にhwる増した。 体調により変わることもあるようですので、免疫力の調整が一番大切な病気です。
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    私は免疫力を抑えていますので、人ごみの多いところは避けた方がいいとのことです。 他の菌を避けるために、外出時は必ずマスクをしておくようにと言われているので、マスクは手放せません。 免疫力がありませんので、インフルエンザにもかかると肺炎になると大変なので気を付ける必要があります。 今は、コロナで、ワクチンは打ちましたが、何かあるといけませんので、ほとんど外出ができない状態です。
    0
    よく分からないが飲んでる
    名無しさん
    3
    重症筋無力症(全身型)で飲んでます。 一緒に処方されているメスチノンとプレドニンの副作用が結構強いのですが、 プログラフについては効果も副作用も特に感じません。 飲まなくなったら不調が出てくるのかもしれませんね。
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    プログラフを飲んでいても、重症筋無力症の症状が出る時は出るし、出ない時は出ないので、 ホント、よく分からずに飲んでいます。 2019年7月に処方されて以来、服用量も増減していません。 メスチノンとプレドニンは減ってきているんですけれどもね。 いつになったら飲まなくても済むようになるのかな?と思いながら毎晩飲んでいます。 ちなみに重症筋無力症の複視型の知人は飲んでいない薬ようです (メスチノンのみ処方)。
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