効能・効果
気管支炎や喘息に伴う痰のきれをよくするお薬です。 気管支粘液の分泌を促し、粘液の粘度を下げる働きがあります。 梅毒の症状を改善するお薬です。 ヨウ素を補うことにより、甲状腺に放射性ヨウ素が取り込まれるのを軽減する働きがあります。 放射性ヨウ素による甲状腺障害の治療や予防をするお薬です。 甲状腺の働きを改善するお薬です。 ヨウ素の不足を補い体の基礎代謝を高めたり、逆に過剰な甲状腺ホルモンの作用をおさえ、過剰な新陳代謝をおさえる働きがあります。.
MEDLEY
副作用
過敏症、悪心、嘔吐、胃痛、下痢、口腔灼熱感、咽喉灼熱感、金属味覚、歯痛、歯肉痛、血便
MEDLEY
用法・用量
※ 薬の服用は必ず医師・薬剤師の指示に従ってください。
1. ヨード欠乏による甲状腺腫には、ヨウ化カリウムとして1日0.3~1.0mgを1~3回に分割経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
2. 甲状腺機能亢進症を伴う甲状腺腫には、ヨウ化カリウムとして1日5~50mgを1~3回に分割経口投与する。この場合は適応を慎重に考慮する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
3. 慢性気管支炎及び喘息に伴う喀痰喀出困難並びに第三期梅毒には、ヨウ化カリウムとして1回0.1~0.5gを1日3~4回経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
4. 放射性ヨウ素による甲状腺の内部被曝の予防・低減には、ヨウ化カリウムとして13歳以上には1回100mg、3歳以上13歳未満には1回50mg、生後1カ月以上3歳未満には1回32.5mg、新生児には1回16.3mgを経口投与する。
上位レビュー
※ レビューは個人の感想です。服用は必ず専門機関の指示に従ってください。
ヨウ素を補い、痰を出しやすくする薬です。
名無しさん
3
甲状腺の内部被曝を予防したり、低減したりするお薬です。
バセドウ病の治療薬として、メルカゾールと一緒に併用して服用したり、メルカゾールで副作用が出て、次のアイソトープ治療までの間、抗甲状腺薬として飲むお薬で、副作用は出にくいです。
副作用も熱などではなく、目の充血、まぶたのはれ、鼻炎、喉の腫れや痛みなど、軽めのものが多いです。
この薬を服用する時の最大の注意点は、食事の直後に服用した場合、胃内容物に吸着されることがあるので、食後の服用ではありますが、食事後少しあけて、でも食事後30分以内に飲むことを注意する必要がありますが、甲状腺の病を患っておられる方が、そんな副作用に怯えることなく、安心して服用できる薬ですね。
0